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七ッ滝のおう穴、泥金山のシラキ自生地、小山田のカズクリ自生地

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七ッ滝のおう穴▽
泥金山のシラキ自生地▽
小山田のカズクリ自生地(国指定天然記念物)▽


七ッ滝のおう穴】 
地図/YahooMaps
七ッ滝のおう穴

 場所は町内より北東へ約5km。山奥ですし、場所が非常にわかりづらい。所々に案内板があるので、見過ごさないようにすればなんとかたどり着く。わからなくなったら地域住民に聞いた方が無難でしょう。駐車スペースあり、トイレなし。

泥金山のシラキ自生地

 この地域を泥金山と称し、美しく静かな渓谷で岩質は橄欖岩でおう穴七ヵ所あるところから俗称七ッ鉢と言われている。
 付近には七滝明神が祀られており、かっては修行者が行場として訪れたこともあり、又旱魃の際には雨乞いの場所となり、地域住民の一聖地として崇敬された所である。

七ッ滝のおう穴

七ッ滝のおう穴



泥金山のシラキ自生地】 
地図/YahooMaps
泥金山のシラキ自生地

 このシラキは、とうだいぐさ科シラキ属であり、最初の発見は昭和43年当時の岩手大学教授菊池政雄氏である。当時までは北上市国見山までが本種の北限であったが、発見によって北限が北上した。
 数度の伐採に経た萌芽更新による成木で、木肌がところどころ白くなっているのが特徴である。設定保護区約90アール数十本目生が数えられる。石鳥谷町葛丸川付近からも本種が発見されている。

泥金山のシラキ自生地





小山田のカズクリ自生地(国指定天然記念物)】 
地図/YahooMaps

 上記、七ッ滝のおう穴の手前約300mの南側に100mほど入った所にあります。駐車場が大きく、あずま屋がありますので、一目でわかります。トイレなし。

小山田のカズクリ自生地

カズクリ  ここに自生するクリは八房栗ともよぱれる。
 本来クリは雌椎同株で、普通のものは花序の基部に1〜2の雌花を着け、他はすべて雄花を着生する。
 カズクリの場合は、花序に着生する花はすべて雌花で、雄花は全く生じないという着花習性の異常型で突黙変異の所産である。
 結実は付近に存在する普通の栗の花粉の伝達によると考えられ付近の栗の木の保存も必要である。
 結実期になると大小無数のイガを長く連なつて15〜24cmになり穂状または哺乳類の尾のように見える。イガのうち完全な果実となるのは基都のものだけで中央都から先端にかけてのイガは単に棘皮のみである。基部の果実は1個のイガの中に3〜4個の種子を内蔵し、概して小形である。指定樹は既に枯死し環在は接木により繋殖された成木が7本あるのみである。
 日本の中では、長野県小県郡和田峠観音沢にもあつたが大正の頃に枯死し、この地域にのみ現存が碓認されている珍しい寄木である。

※写真引用/東和・東和観光協会発行パンフレットより

小山田のカズクリ自生地



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