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岩手県花巻市東和町の丹内山神社、丹内山神社七不思議、アラハバキ大神の巨石(胎内石)、御神木爺杉

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丹内山神社▽
丹内山神社七不思議▽
アラハバキ大神の巨石(胎内石)▽
御神木爺杉の根株▽


丹内山神社】 
地図/YahooMaps
 晴山駅より南東に約3km、田瀬ダムに向かう途中の道路北側、谷内地区にあります。神社は主要道路より約400mほど入る必要があります。神社手前には駐車スペースがあります。
 丹内山神社には七不思議が伝わっており、この本殿には「本殿脇障子の唐獅子をなめると居眠りしない」と伝えられています。

丹内山神社

丹内山神社について

 この神社の創建年代は、約1200年前、上古地方開拓の祖神、多邇知比古神を祭神として祀っており、承和年間(834〜847)に空海の弟子(日弘)が不動尊像を安置し、「大聖寺不動丹内大権現」と称し、以来、神仏混淆による尊崇をうけ、平安後期は平泉の藤原氏、中世は安俵小原氏、近世は盛岡南部氏の郷社として厚く加護されてきたと伝えられる。さらに、明治初めの廃仏毀釈により丹内山神社と称し現在に至っている。
 この本殿は、現存の棟札によると、文化七年(1810)に再建されたもので、盛岡南部利敬公の代、当時の別当は小原和泉實吉であり、棟梁には中内村の吉重郎、脇棟梁には八重郎・宇吉が造建にあたったことが知られる。
 この建造物の特徴として、本殿の内陣には、権現づくりの厨子が据えられており、正・側面の外壁一面に中国の古事や古事記・万葉風の彫刻、脇障子は唐獅子と牡丹が彫刻されている。県内の社寺建造物の内では彫刻装飾優位の建物で、当時の地方大工の力量を知ることのできる貴重なものであり、平成二年五月に県指定有形文化財(建造物)となっている。
 又、本殿の左側山頂付近の経塚(県指定史跡)から全国でも数個しかないと云われる影青四耳壺(白磁無紋の壺、北宋の花瓶)、湖州鏡、中国古銭、経筒など(県指定文化財)が出土しており、平安時代末期頃からの地域の優れた文化の跡が偲ばれる。



七不思議】 
地図/YahooMaps
丹内山神社七不思議

丹内山神社七不思議

その一、唐獅子
その二、爺杉
その三、肌石 「この石には、雪が積もらないと伝えられています」
その四、手水ばち 「手水ばちはどんな干天でも水が乾くことがないと伝えられています」※
その五、竹 「神社境内には、竹が生えないと伝えられています」
その六、銀杏 「この銀杏の葉は、どんな強風でも境内の外に飛び散らないと伝えられています」
その七、巨石
※は推測

丹内山神社七不思議



巨石(胎内石)】 
地図/YahooMaps
アラハバキ大神の巨石(胎内石)

 千三百年以前から当神社霊域の御神体として古から大切に祀られている。
 地域の信仰の地として栄えた当社は、坂上田村麿、藤原一族、物部家、安俵小原氏、南部藩主等の崇敬が厚く領域の中心的祈願所であった。
 安産、受験、就職、家内安全、交通安全、商売繁盛の他、壁面に触れぬようくぐりぬけると大願成就がなされ、又触れた場合でも合格が叶えられると伝えられている巨石である。

アラハバキ大神の巨石(胎内石)



御神木爺杉の根株】 
地図/YahooMaps
御神木爺杉の根株

 この杉の根株は、根元回り12.12m、高さ約60m、樹齢2000年の古木と伝えられています。大正二年、延焼により焼失しましたがその根株を保存しています。




銀杏

 この銀杏の葉は、どんな強風でも境内の外に飛び散らないと伝えられています。

アラハバキ大神の巨石(胎内石)



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