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渓流「葛丸川」、葛丸渓流、一の滝、たろし滝、その他の滝、葛丸ダムの紅葉

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石鳥谷地図


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たろし滝▽
宮沢賢治歌碑「葛丸川」▽
一の滝▽
その他の滝▽
葛丸ダム▽


たろし滝】 
地図/YahooMaps
日本の滝(1)  下記「一の滝」から約300m上流、川の向かい側には、毎年2月その氷柱の太さでその年の米の作柄を占う「たろし滝」があります。2月上旬から3月下旬まで葛丸川に架けた橋で渡れますが、その時期以外は川を渡る必要があります。入口に駐車スペースあり。

 雪の多い年は、ここまで来る途中にすれ違うのが難しくなり、4WDの自動車が必要。一人で行くのは難しそう。期間中は臨時トイレが設置されます。また、滝までは約200mほど山道を進みます。長靴・手袋など完全冬仕様が必要です。

 平成18年は2月11日に約200人が豊作を祈願後、「たろし滝測定会」が行われ結果は5.52mと平成の記録では2番目の太さとなり、豊作への期待が大きくなりました。大瀬川たろし滝測定保存会会長による恒例の川柳は「でっかいなあ この氷柱に 希望(ゆめ)が湧き」と詠まれました。ちなみに平成の記録は10年の6.3m、ここ数年は崩落により測定不能。

たろし滝

たろし滝

 この地方では「つらら」のことを「たろし」という。
 冬になると川の向う岸にそびえる山から葛丸川に注ぐ沢水が寒さによって、山の中腹で凍りつき、高さ13m、太さ数mの巨大な氷柱ができる。これが「たろし滝」である。
 この「たろし滝」の太りぐあいよってその年の農作物の作柄を占う習わしがあり、毎年二月上旬に巻き尺で測定している。
 「たろし滝」へは、2月上旬から3月下旬まで葛丸川に架けた橋を渡って、現地に行くことができる。

その他の滝



宮沢賢治歌碑「葛丸川」
地図/YahooMaps
一の滝

 葛丸ダム入口には駐車スペースと休憩のためのあずま屋があり、トイレや周辺説明板などがあります。また、歌碑「葛丸川」の石碑もあり、宮沢賢治とこの周辺との深いつながりを感じることができます。

石鳥谷と宮沢賢治

 石鳥谷町における宮沢賢治(1896〜1933)とのゆかりは、大正七年(1918)のこと、稗貫郡役所から盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)へ依頼があった、「稗貫郡地質及土性調査」に従事したことにはじまっている。
 すなわち、関豊太郎教授支持のもと、神野幾馬・小泉多三郎・両教授らと共に行った賢治(実験補助嘱託)は、ほとんど単独で大正7年4月10日から行動を起こしている。
 5月1日にはすでに石鳥谷区域の山間調査を終わらせ、ひどい雨でずぶ濡れとなった賢治は、その夜のこと 大瀬川小学校長・牛崎操城の家に泊めてもらう親切を受けている。
 さらにその翌日からは、葛丸川沿いにまだ雪のある奥地の山中を三日間も野宿しながら、激しい熱意に燃えた調査に没頭するほどだった。それは断続して炎暑の夏にまでおよんだ。
 童話「楢ノ木大学士の野宿」および、その初期形の未完作品「青木大学士の野宿」は、そうした調査行の体験により、葛丸川源流地点に実在する、青ノ木森(831m)・塚瀬森(892m)・権現森(776m)・諸倉山(714m)の山々をモデルとして、のちに作品化したものである。
 また、調査のまっさい中に、現地での感慨として詠まれたのが、短歌作品の「北の又」「鶯沢」「葛丸」の連作である。
 さらに、詩作品には、昭和3年(1928)3月15日より一週間におよび、石鳥谷町好地字塚根の民家を借りて、賢治の出張を得て「石鳥谷肥料相談所」が開設された折に、 町の風景を描いた「三月」 がある。賢治の教え子たちに懇請されて行われたその肥料相談は、寒冷地農業に苦しむ農民たちへの大きなみちびきと力となった。
 そうしたゆかりから注目されることは、賢治生涯につらぬかれる農民への献身の第一歩がそこに見出され、美しいこの地の自然との交感は また、賢治火山童話の始源地であることが銘記されることである。
 賢治没後60年を記念し、この地に短歌「葛丸」の歌碑を建立してその詩情に心傾けると、石鳥谷の自然と町と訪れる人々が交響するえにしが谺する。それは、人々に幸せな未来感をあふれさせ、美しい詞景や銀河を望む大きな世界への感動をいっそうつのさせてやまない。

[PR]楢ノ木大学士の野宿は 〈新〉校本宮沢賢治全集(第9巻)で読めます。

北の又
雲積みて雫も滋くなりしかば青くらがりを立てるやまどり

鶯沢
廃坑のうつろいをいたみ立ちわぶるわが身の露を風はほしつゝ

葛丸
ほしぞらはしづにめぐるをわがこゝろあやしきものに囲まれて立つ

一の滝




一の滝】 
地図/YahooMaps
<映像遺産・ジャパントリビュート>[DVDソフト] 森林浴サラウンド  道路より15mほど下りて行くと、落差2.5m・川幅一杯の滝を見上げられる所まで歩道が続いています。また、道路からの俯瞰も見応えあり。自動車は下記「たろし滝」入口に停めましょう。
 この「一の滝」から葛丸川の渓流に沿って、バードウォッチや森林浴、渓流釣りと四季折々楽しめます。上流には「葛丸ダム」があり、その周辺には宮沢賢治ゆかりの山々が見られます。
一の滝

冬の一の滝



その他の滝】 
地図/YahooMaps
 上記「一の滝」からさらに約1kmほど上流、葛丸川を渡る橋が目印。主要道路から見ることができる、少し小さめの滝。名称は不明。およそ高さ2m、巾3mで、一度落ちてから緩やかに下っていきます。

滝

 その他、ところどころに小さな滝が点在して、道路から見ることができます。しかしながら、近くに駐車スペースがないため、注意が必要です。

その他の滝





紅葉狩り 一の滝

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一の滝



葛丸ダム
地図/YahooMaps
葛丸ダム

葛丸(くずまる)ダム


ダム2  この葛丸ダムは、山ひとつへだてた北隣の山王海ダムと親子ダムにする計画です。
 葛丸川には、流域の水を十分にためられるところがありません。一方、山王海ダムは、技術の進歩により建設当時(昭和27年)より大きくできます。
 そこで、冬のあいだ葛丸ダムにためきれない水は、導水トンネルを通じて山王海ダムに貯留し、かんがい期になると、その水を取水トンネルを通じて戻し、水を最大限に活用しています。

葛丸ダム


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